「調べながらしたけど、#N/Aとエラーが出る」
「うまく出来る時と、出来ない時がある」
どうも、マサヤです!
アナタはVLOOKUP関数を使いこなせてますか?
VLOOKUP関数はポイントを理解していないとエラーが出てよくわからなくなります。
私もExcelを使い始めた頃は、理解できず上手く使えませんでした。
早く処理しないと間に合わないのに
なんで動かないんだ・・・
と慌てながら、何時間もかけて手入力をしたこともありました。
こんなことで残業は嫌だと思いVLOOKUP関数を勉強しました。
今では、自然と使えるようになりました。
もし、アナタが同じ悩みを抱えているなら解決してほしい!
そして、VLOOKUPのすばらしさを体感してほしい!(VLOOKUPの信者じゃないですよw)
それではVLOOKUPの使い方とポイントを紹介していきます!
VLOOKUPって何ができるの?
何ができるかというと
①検索したいデータを
②指定したセル範囲から検索し
③一致したデータを一つだけ取り出してくれる関数
文字だけでは伝わりづらいですよね。
↓下の動画をご覧ください↓ こういうことができます。
この動画では、名簿リストから社員番号を検索し取り出してます。
例えば、社員名が犬の場合
①「犬」という社員名を検索したい
②右の名簿リストに「犬」があるかを検索する
③「犬」があったら、隣に書いてある社員番号を取り出す
要するにVLOOKUPは検索したいデータを探して、一つ取り出してくれる関数
ということですね。
VLOOKUPの使い方
「便利そうだな!で、どうやって使うんだ?」
では、まずは動画でどうぞ!
数式は
↑の動画を例に、一つずつ解説していきます。
数式のカッコ内の意味は↓のようになります。
- B4セルにある犬という名前を検索する。
- $E$4:$G$12にある名簿リストを検索するセル範囲とする。
- 名簿リストの社員番号を取り出したいので2列目(F列)を指定する。
- 検索する名前は完全一致とする。
TRUE:近似値一致 FALSE:完全一致
絶対セルは数式をコピーしても、参照しているセルがずれません。
セルを選んだあとにF4を押すと$が付きます
VLOOKUPを使う際、ほとんど絶対セルを使います。
VLOOKUPで気をつけたいポイント
ポイントは3つです。
- 検索ワードは、検索セル範囲の一番左にないとダメ!
- 取り出せる値は1つだけ
- 検索テーブルの検索列の値が重複している場合はテーブルを見直す
検索ワードは、検索セル範囲の一番左にないとダメ!
私が仕事場でよく相談されるのがコレです。
どういうことかを動画で説明します。
#N/Aのエラーが出てますね。
なぜ、うまくできないのかというと・・・
名簿リストの社員名が2列目にあるからです。
この動画では、社員名で検索して社員番号を取り出したいようです。
ですが、名簿リストの社員名が1列目(一番左)ではなく、2列目です。
では、1列目ならどうでしょう?
成功しましたね!
繰り返しになりますが、大事なことなので2回いいますね。
検索したい項目は、検索データ範囲の 一番左 に必ず配置しましょう。
取り出せる値は1つだけ
次に社内で質問が多かったのは
「このセルに2列目と3列目のデータをくっつけて持ってきたいねんけど、どうしたらええ?」
1つのVLOOKUP関数で持ってこれる値は、1つだけなんです。
方法がないことはありません。
数式を
= VLOOKUP関数 & VLOOKUP関数
とすれば、1つのセルの中に、くっつけて表示させることができます。
また、取り出すデータが数値で足し算をしたい場合
= VLOOKUP関数 + VLOOKUP関数
とすれば、加算結果が表示されます。
VLOOKUPを使用するのが数十行であれば↑の使い方でも問題ないと思います。
ただ、数式が読みにくく変更もしにくいので元データに取り出したい値を用意するほうがいいでしょう。
検索列の値が重複している場合はテーブルを見直す
↑の名簿リスト内に犬が2つありますね。
検索したい名前が重複していると、想定した値をもってこれなくなります。
想定した値を取り出せるよう、重複は極力ないようにしましょう!
まとめ VLOOKUPは神ではない
今思うと恥ずかしいんですがw
わたし、VLOOKUP病にかかったことがあります。
VLOOKUPを使えば、なんでもできる!
みたいな・・・・・・はずかしいぃ!
もちろん貴方はこのような病気にかかることはないかと思いますが、念のためVLOOKUPは神ではないことをここに書いておきます)笑。
当たり前の話ですが、VLOOKUPはなんでもできません。
でも、使いこなせば間違いなく効率は上がります。
是非、ポイントを押さえて使いこなしてください!
小技やショートカットを使いこなすと効率アップ!
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