どうもマサヤです!
今日は、私の職場でもよく質問されるIF関数の使い方です!
条件に応じて3つの処理に分岐させたい!
この問題は、IF関数を使っていくと必ずぶち当たります。
でも、憶えてしまえばずっと活躍してくれますよ!
関連記事:IF関数の基本をおさえる!ExcelのIF関数で効率UPしませんか?
はじめに
IF関数は条件で処理を2つに分ける(分岐)ことができます。
でも、実務でIF関数を使っていくと、こんな場面にぶち当たります。
「処理を2つじゃなくて、3つに分けたい!」
繰り返しになりますが、IF関数は2つだけしか処理を分けてくれません。
でも3つに分けたい、では、どうするのか?
答えはIF関数の中にIF関数を入れてしまえばいいんです。
入れ子(ネスト)と呼ばれる方法です。
数式の書きかた
では、どのように入れ子(ネスト)の数式を書くかを紹介します!
基本のIF関数は下記になります。
この数式の、③条件が偽の場合の処理 の部分をIF関数に差し替えるだけです。
差し替えるとこうなります。
【動画】複数条件のIF関数の実例
動画では飲み会の会費計算を行ってます。
課長は6000円、一般の男は4000円、一般の女は3000円、と処理が3つに分かれてますね。
数式を見るとIF関数の中にIF関数が入ってます。
D3セルの数式は↓となってます。
処理の流れは下記のようになります。
①まずは役職が課長かを判別。課長なら6000をセルに入れる
②課長でない場合は男かを判別。男なら4000をセルに入れる
③男性でなければ女と想定し、3000をセルに入れる
注意点
お気づきかもしれませんが、入れ子にすることで3つどころか、4つ、5つと処理を分けることが出来ます。
だからと言ってたくさん入れ子をすると、後で見返した時に処理の内容が分からなくなります。
私もこの方法を覚えたときは、調子に乗ってネストしまくりました。)笑
そして、参照するセルが増えたのでIF関数の中身を修正しようとしたんですが、10個ほど入れ子にしていたので
数式を読み解くのに30分ほど時間がかかりました。
今思い返すと、他の数式で対応できた内容でした。
できれば、入れ子は3つ程度で収めるのがベターかと思います。
IF関数って、範囲指定はできないの?
実は、他の関数を組み合わせることで範囲指定もできます。
例えば、50点から70点の間はBランクといった判定ができるようになります。
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