
60以下80以下のときに優秀と表示したいけど、
どうやって関数を書けばいいんだろう?
この悩みの解決方法を本日は紹介します。
私は今ではExcelで業務の生産性をバリバリ向上させてますが、15年前の触り始めの頃はやり方が解らなかったのでExcel本を見ながら解決したのを今でも覚えてます。
とはいっても難しい話ではなく、IF関数にAND関数を使うだけで実現できます。
では、見て行きましょう!
関連記事:IF関数の基本をおさえる!ExcelのIF関数で効率UPしませんか?
範囲条件を使う方法
範囲条件を使う場合、IF関数とAND関数を使います。
まずは動画をどうぞ!
動画では、点数が70点以上かつ90点以下なら優秀と表示させています。
範囲を指定するにはAND関数を使います。
数式は
条件式の部分をAND関数にすることで範囲を指定します。
AND関数の条件に一致(真)すれば、”優秀”と表示。
一致しない(偽)場合は””(空白)を表示します。
AND関数ってなに?
AND関数ってなに?
AND関数は指定した条件式が全て一致するかを判断する関数です。
一致したら真、一致しなかったら偽といった結果を返します。
数式は下記になります。
今回のIF関数のように、AND関数は他の関数と組み合わせて使われます。
なので、今回の数式の意味は下記となります。
IF(AND(B3>=70, B3<=90), “優秀”, “”)
↓
IF(70以上で、90以下ですか?, そうだから”優秀”を表示, 違うから空白を表示)
回答を複数に分岐させる方法
「優秀だけでなく最優秀や普通とか、条件によって結果を複数に分岐させたい」といったこともあるでしょう。
その場合は↓のような感じで使います。
このようにIF関数の入れ子(ネスト)を使うと3つに条件分岐ができます。
関連記事:IF関数を複数条件に使う方法はこちら
実はOR関数といったものもあります
AND関数と似たような関数で、OR関数といったものがあります。
OR関数はどれか一つでも条件が一致するかを判断します。
条件が一つでも一致したら、真といった結果を返します。
どれも一致しなければ、偽といった結果を返します。
例えば、女性もしくは高齢者はキャンペーン対象とするといった場合などに使います。
まとめ
IF関数の中に
- AND関数を入れることで、範囲条件が使える
- OR関数を入れることで、どれか一つでも当てはまったらといった条件指定が使える
範囲条件が使えるようになるとIF関数利用の幅が広がりますね。
ぜひ、ANDやORを使いこなしIF関数を応用の幅を広げてくださいね!
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