Excel・エクセル 今日は月末?仕事で使う日付関数を紹介!

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EXCEL 仕事とよく使う日付関数

 

どうもマサヤです!

今日は仕事でよく使うExcelの日付関数を紹介します!

 

・請求書などで今日の日付を自動的に反映させたい。

・30日後は何日かを教えてほしい?

・来月の月末(最終日)が何日なのか。

・日だけを抜き出したい。

といった基本的なものから

 

・今日が月末なのかを判定させたい。

・yyyymmddを日付に変換したい!

といった日付関数とプラスαさせたものまで紹介します!

 

私自身、システムから抽出したデータがyyyymmddになっていることがあり

20180101といった数字を、2018/1/1の日付形式に変換して日別グラフを作ったりしてます。

 

では、基本から紹介していきます!

 

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今日の日付を自動で反映させる方法:TODAY関数

 

TODAY関数は請求書など印刷・PDF化したい書類などで良く使われる関数ですね。

 

使い方はとても簡単です。

今日の日付を表示させたいセルに

=TODAY() 

と入力すれば今日の日付が表示されます。

 

このファイルをセーブして、明日ファイルを開いたら明日の日付になってます!

 

 

●日後は何日かを表示させる方法

 

●日後を表示させる方法はシンプルです。動画では30日後の日を表示させてます。

EXCEL 30日後

 

日付の入ったセルに対して、数字を加算(+)した分だけ日が進みます。

動画では2018年2月20日の入ったB3セルに対して30の数字を加算しています。

結果は30日後の日である、2018年3月22日となってます。

しっかり月を跨いで計算していることが判ります

 

 

来月の月末(最終日)は何日なのか?

 

指定した月の期間(1日~末日)を出したいときに使ったりします。

EXCEL 来月の末日

 

EOMONTH関数は月末の日を抜き出す場合に使用する関数です。

EOMONTH(①開始日, ②月)

①開始月:基準となる日付を指定します。日付が文字列・数字であれば変換が必要です。
②月  :数字で指定します。 例)0:当月 1:来月 -1:前月

 

動画ではB3セルの来月の月末(最終日)を計算してます。

数式は以下となります。

=EOMONTH(B3,1)

B3セルは2018年2月20日なので、来月の月末である2018年3月31日が表示されます。

 

来月ではなくて、前月や当月の月末を出したい場合は以下のようにすれば計算できます。

動画を例にすると
前月: =EOMONTH(B3,-1)
今月: =EOMONTH(B3,0)

加算した分だけ月を進め、減算した分だけ月を戻します。

 

 

日だけを抜き出したい ついでに年だけ・月だけも紹介

 

年間での日単位の集計を出したい時に使います。

では動画を見てみましょう!セットで年や月だけを抜き出す方法も紹介します。

EXCEL 個別抜き出し

 

なんと、日付を指定するだけでした!

結果は数字で返ってきます。

DAY関数は日を、MONTHは月を、YEARは年を数字で返してくれます。

 

 

今日が月末なのか判定させたい!

 

さて、ここからは応用編に突入です!まずは月末判定からどうぞ

EXCEL 月末判定

 

IF・EOMONTH・TODAYの3つの関数を組み合わせて、月末かどうかを判定しています。

 

TODAY関数・EOMONTH関数はこの記事の↑で説明してます。

見ていない場合はちょっと↑のほうを見てくださいね。

 

IF関数は条件によって処理を分岐できる関数です。

Excelで特に使われる関数の一つです。

もっとIF関数を知りたい!こちらはいかがでしょう?

ExcelのIF関数が解る!利用シーンも理解して効率UPしませんか?
解るようで解りづらいIF関数の基本や使い方のイメージを理解しましょう。プチ動画でより解りやすくなりました。

 

少し数式が多く見えるかもしれませんが、一つずつかみ砕くことで理解できます。

① =IF(EOMONTH(TODAY(),0) = TODAY(),”月末です!”,”違います”)

② =IF(2018/9/30 = TODAY(),”月末です!”,”違います”)

③ =IF(2018/9/30 = 2018/9/24
,”月末です!”,”違います”)

※ちなみに今日は2018年9月24日なので、月末ではありません。

 

月末は何かと処理がいっぱいありますよね。
これを応用することで月末だけ違う処理を実施!・・・といった式も書けるようになりますよ。

 

 

YYYYMMDDを日付に変換したい!

 

システムから抽出されたデータ日付がYYYYMMDD形式になっているときに使ったりします。

EXCEL yyyymmdd

 

DATE関数とMID関数を組み合わせてyyyymmddから日付を計算しています。

 

DATE関数は年・月・日を数字で指定することで日付を返してくれます。

DATE(①年, ②月, ③日)
①年:4桁の西暦を数字で指定する。
②月:月を数字で指定する。
③日:日を数字で指定する。

 

MID関数は文字列の指定した位置から、指定した数の文字を返してくれます。

MID(①文字列, ②開始位置, ③文字数)
①文字列 :取り出したい文字列を指定する
②開始位置:①文字列の何文字目から取り出すかを数字で指定する。
      文字の先頭は1から始まります。
③文字数 :②開始位置から何文字取り出したいかを数字で指定する。

 

では、式をかみ砕いてみましょう。

① =DATE(MID(B3,1,4),MID(B3,5,2),MID(B3,7,2))

② =DATE(2018,09,25)

③ =2018/09/25

 

 

文字列の日付を変換したい

 

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まとめ

 

いかかでしたでしょうか?

よく使う日付関数とその使い方を紹介しました!

 

日付関数は単品では使い道が限定されますが、他の関数と組み合わせることで活用の幅が広がります。

組み合わせはExcel全般で言えることなので、他の式を書くときも意識してみてくださいね。

 

日付と関わり深い曜日についても紹介しますね。

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日付関数は紹介したもの以外にもたくさんあります!

ぜひ、興味があれば調べてみてください。

 

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